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マッチスティック・メン

【ストーリー】
 病的に潔癖症のロイ(ニコラス・ケイジ)と、その相棒のフランク(サム・ロックウェル)は詐欺稼業を営み、上々の成果を上げていた。仕事に没頭する時だけロイは潔癖症を忘れ、本来の自分を取り戻す。そんなある日、突然ロイの実の娘・アンジェラ(アリソン・ローマン)が現れる。詐欺を教えてとせがむ娘についつい手腕を披露するロイ。しかしそれをキッカケに彼らの人生は思いがけない展開を迎える・・・・。
【感想】
 とにかく脚本が素晴らしいです。ストーリーの流れは大きく二つ合って、一つは「ロイと突然現れたロイの娘・アンジェラとの心の交流」、もう一つは「ロイと相棒のフランクが仕掛けようとする大きな詐欺」の話。そして、ラストにはその二つが絡み合って、もう一つの裏のストーリーが明らかになります。いわゆる大どんでん返しがある訳ですが、気持ち良く騙されました。ラストに意外性のある映画は『スティング』『猿の惑星』『シックス・センス』など多数ありますが、こんなに後味の良い、爽快な騙され方をしたのは初めてかもしれません。
 ただ、勿論そのどんでん返しが売りの映画ではなく、ロイが人間として大きく成長していく姿がキチンと描かれていて、気持ちのいい映画です。
 個人的に感心した伏線の上手さが二つあります。一つは潔癖症でカーペットのシミや汚れが異様に気になって仕方がないロイが、ラストではそのカーペットを売っているという設定。これはロイの成長の証です。もう一つは犬好きのアンジェラ。ロイは犬の置物の中に大金と銃を隠しているのですが、アンジェラは犬好きだから、それに気付いてしまうという伏線。また、ロイのために買ったプレゼントが犬の灰皿、そしてラストではシェパードを飼い始めたのでカーペットを買いに来て、ロイと再会します。こういうディテールがキチンと作られているので気持ち良かったです。脚本が良ければ、お金をかけなくてもこんなに面白い映画が作れるという好例です。

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